ジョブのカスタマイズとテスト実行
Talend では、処理(コンポーネント)やサブジョブを配置し矢印でつなぐという、直観的・視覚的な方法でジョブを作成します。 ここではその手順を簡単に説明します。
Talend 標準コンポーネントの利用
右の Palette パネルに様々なアイコンがあり、これをコンポーネントと呼びます。 コンポーネントをドラッグ&ドロップでジョブに追加し、矢印でつないで組み合わせることで、データ加工の処理をを組み立てることができます。
Talend 標準コンポーネントの機能・使用方法については、公式マニュアルを参照ください。
xData ジョブの利用
xData ジョブがインストール済みであれば、画面左の Job Designs > xdata_jobs から xData ジョブをドラッグ&ドロップでジョブに追加して利用できます。
詳細は xData jobs についてを参照ください。
ジョブのテスト実行
画面上部の実行ボタンをクリックしてジョブをテスト実行することができます。
実行結果は Run タブの実行ログで確認できます。 エラー無く、かつ期待した結果が得られるまで、ジョブの編集とテスト実行を繰り返し行います。
ジョブの proxy 設定 (proxy 環境下でテスト実行する場合)
proxy 環境でジョブをテスト実行するには、事前に以下の設定を行う必要があります。
- 画面下部の Run タブを選択
- 左メニューから Advanced settings を選択
- Use specific JVM arguents にチェックを入れる
- New ボタンから下記 4 項目を追加
-Dhttp.proxyHost=<プロキシのホスト>
-Dhttp.proxyPort=<プロキシのポート>
-Dhttps.proxyHost=<プロキシのホスト>
-Dhttps.proxyPort=<プロキシのポート>