環境×交通スマートIoT実証実験
「交通リスクデータ活用
カーナビ」 ハッカソン
交通リスクデータを
活用した「新しいカーナビ」を開発する
ハッカソンを実施します。
道路には、突発的な気象災害や隠れた事故の危険性など、目に見えない様々なリスクがあります。
今回、過去の事象にもとづく交通リスクデータとして、ゲリラ豪雨、大雪、ヒヤリハットの3種類のデータを準備しました。カーナビの利用者にこれらのリスクを意識させ、適切な走行経路の判断を促す仕組みを考案して頂きます。
交通リスクデータを
考慮する
カーナビゲーション
システムの考案
ハッカソン開催日程
■日時 : 平成31年 2月23日(土) 10:30 ~ 18:00
平成31年 2月24日(日) 10:00 ~ 18:00
■主催 : 国立研究開発法人 情報通信研究機構
■場所 : Samurai Startup Island
東京都品川区東品川2-2-28 タチバナビル2階
※天王洲アイル駅から徒歩5分
ハッカソン事前説明会日程
■日時 : 平成31年2月14日(木) 18:00 ~ 19:30
※ハッカソン参加者のみご参加いただけます。
■主催 : 国立研究開発法人 情報通信研究機構
■場所 : ゼンリンデータコム本社
東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟7階
※JR品川駅から徒歩10分
※遠隔でご参加頂ける環境を用意する予定です。
募集要項
■4チーム×5名で編成し、チーム単位で成果物を作成、 発表して頂きます。
■チーム編成は主催者側で決定し、事前にお知らせ致します。
■作成して頂いたカーナビシミュレータによる実演および
プレゼン発表により審査し、優秀なチームには
最優秀賞等を授与します。
■課題となる交通リスクデータ(ゲリラ豪雨、大雪、 ヒヤリハット)は主催者側で用意し、事前にお知らせ致します。
■主催者側でチーム毎にパソコンを1台準備します。
個人所有のパソコン、ソフトウェアやコンテンツなどを
お持ち込み頂けます。
■個人情報の取り扱いについて ご入力頂いた内容については、本イベント開催目的のみに使用し、 イベント開催後には破棄させて頂きます。
■暴力団等の反社会的勢力及び同勢力と交友関係にある者の
本イベントへの参加は出来ません。
このことを理由する参加の取消等において、
費用や損害の弁済等は致しません。
STEP1 交通リスクデータ選択
■「NICT交通リスクデータベース」は、過去の交通・環境データを収集しており、車や人の移動に悪影響を与える交通リスクデータを配信するAPIを備えています。
■今回は、「ゲリラ豪雨」「大雪」「ヒヤリハット」の3種類に関るリスクデータが利用可能です。
※各チームが使用するリスクデータは、主催者側で指定する予定です。
■Webアプリ上から、リスクデータを選択し、地図上で参照することができます。
STEP2 カーナビシナリオ作成
■リスクマップ毎に、出発地点と目的地点、選択可能な走行経路が設定済みです。
■カーナビの利用者(ドライバー)は、これから走行中に発生する危険な状況(リスク)を知りません。
■参加者は、“新しいカーナビ”の開発者として、利用者がリスクを認識し、妥当な経路判断を行えるよう、カーナビをカスタマイズしてください。
■リスクまでの距離やリスクの値に応じて、カーナビの画面や音声を切り替える「アラートルール」を設定することができます。
アラートルールの例:「高リスクエリアが300m以内に迫ったら、警告音声を再生する」
■この設定作業はWebアプリ上で行います。プログラミングは不要です。また、アプリ操作はメンターに任せることができます。
■「アラートルール」に応じて表示する画面や音声、経路選択肢などのコンテンツを作成してください。
■コンテンツの作成や編集についても、メンターが支援します。
■有料の静止画像コンテンツも利用できるよう準備中です。
STEP3 カーナビコンテンツ作成
■作成したシナリオとコンテンツをAndroid端末にコピーすると、走行を模してカーナビが動作を始めます。
■リスクの通知など、カーナビが意図どおりに動いているか、確認してください。
STEP4 カーナビ実演評価
■作成したカーナビシミュレータアプリと、ドライブシミュレータを同時に動かします。
■運転者への情報提供方法として、作成したアプリの妥当性を評価します。
■この評価は、開発作業中に行えるほか、最終発表時も主催者側が準備した被験者によって実施します。
Q1 チーム構成はどのようにして決まりますか?
■A1 : 1チームは、参加者様4名とメンター1名の計5名になります。メンターは、カーナビシミュレーションシステムの編集、作成を手掛けます。
Q2 メンターと参加者の役割の違いは何ですか?
■A2 : 参加者様には、”新しいカーナビ”の役割や画面など、主に”アイデア”や”イメージ”を考えて頂きます。
メンターは、参加者様によるアイデアやイメージの実装を助けるため、”カーナビシミュレーションシステム”を操作し、画面遷移のルール設定やコンテンツの編集を行います。もちろん、参加者様がシミュレーションシステムを操作することも可能です。
Q3 ハッカソンの成果物は誰に帰属することとなりますか?
■A3 : 本イベント内で参加者が作成したアイデアや成果物については、他の参加者や主催者等がこれを共有し、利用することを許諾したものとします。 特段の事情等があれば、ハッカソン以前に事務局までご相談ください。
Q4 事前説明会には参加必須ですか?
■A4 : 参加をお願いしております。どうしても参加できない場合は、事務局まで御相談下さい。
Q5 反社会勢力の排除について
■A5 : 暴力団等の反社会的勢力および同勢力と交友関係にある者の本イベントへの参加はできません。このことを理由とする参加の取消等において、費用や損害の弁済等は致しません。
最優秀賞
S-KNOW
豪雪時、路上カメラやドライブレコーダーの動画をリアルタイムに表示し、さらに運転スキルにも合わせた運転ガイダンス
チーム名:A-team
優秀賞
CSupNAVI
タクシーを対象として、ゲリラ豪雨等の現地画像・データを踏まえたルートを顧客自身が選ぶ事を可能にすることで、気象によるタクシーでのトラブルを防ぐ
チーム名:RKK
審査員特別賞
豪雨でGO U
ドライバーのキャラクターによってカーナビのモードを切り替え、キャラクターに合わせた音や映像によるナビゲーションの提案
チーム名:チーム3番
審査員特別賞
IKUNAVI
ドライバーの運転スキルレベルによって、カーナビ表示の分かりやすさを変えたり、信号での停車時間中にその先のヒヤリハット注意喚起をCMとして流す
チーム名:チームIKUNAVI