作成したジョブをサーバで実行する
前項までで、 Talend Open Studio でジョブを作成し、ローカル環境でテスト実行することができました。 本項では、作成したジョブをサーバで実行するための手順を説明します。
Contexts の追加
ローカル実行時とサーバ実行時で異なる値を適用したいパラメータ(ファイルパスなど)がある場合、下図のように2つ目の Context(Prod) を追加し、サーバ実行用の値を設定します。
ジョブのエクスポート
- 左のツリーからエクスポートしたいジョブを右クリックし、Build job を選択します。
- 立ち上がった画面で、下図のように設定します。
- 最後に Finish をクリックすると、zip ファイルが指定した場所に保存されます。
proxyの設定(proxy環境下で実行する場合のみ)
ジョブを実行したいサーバが proxy 環境である場合、以下の手順が必要となります。
- エクスポートした zip ファイルを解凍します。
- 中に .sh ファイルがあるので、テキストエディタで開きます。
java
コマンドのオプションに以下のプロキシ設定を追加します。
-Dhttp.proxyHost=<your proxy host> -Dhttp.proxyPort=<your proxy port> -Dhttps.proxyHost=<your proxy host> -Dhttps.proxyPort=<your proxy port>
サーバでのジョブ実行
zip ファイルを解凍したファイル一式をサーバに転送し、サーバにて .shファイルを実行します。
sh ~/talend_dataloader_sample1_0.1/talend_dataloader_sample1/talend_dataloader_sample1_run.sh
定期実行させたい場合は、CRON をお使いください。