Provenance Web API
Provenance Web API は、プロベナンスの機能をWeb APIとして利用するためのAPIです。
実行手順
Provenance Web APIでは JSON-RPC v2.0 を利用します。
JSON-RPC を用いてProvenance Web APIを実行するには、 JSON 形式で記述した リクエストデータ(文字列)を EvWH が提供するウェブサービスのエンドポイントの URL に POST してください。
APIキー
当APIの利用にはAPIキーと秘密鍵が必要です。システムの管理者に申請して取得してください。
HTTPリクエスト送信時のHTTPヘッダ部に、それぞれ下記のヘッダ名で送信する必要があります。
- APIキー:APIKey
- 秘密鍵:Secret
エンドポイント
当APIのエンドポイントは https://pf.xdata.nict.jp/api/v1/provenance/jsonrpc となります。
セッション
本システムでは、一連の処理を「セッション」で束ねて管理します。ユーザはまずセッションを開始begin_session()
し、データの集約や変換等の処理を行います。処理結果を永続化するにはコミットcommit()
します。処理が終わったらセッションを終了end_session()
します。コミットせずに終了した場合、途中で生成されたデータは失われます。
DDCとは
本システムでは、計算結果や生成結果を保存する一つのテーブル及びビューを DDC
で識別します。
DDC IDの命名規則
本システムでは,ddcidを参照する際にlongformat と short format の二種類を用いることができます。
- long format はシステム内で一意な識別子で、
ddc:<name>_<timestamp>
という形式で表現されます。 - 例: ddc:domingo_fujisawa_1581208615.64964
- nameの部分はddcidを生成する際にユーザが指定できますが、重複があった場合にはエラーになります。
- shortformatは短縮形で,
ddc:<name>
という形式で表現されます. - 例: ddc:domingo_fujisawa
- short format は一意ではないため,識別子というよりは long format に対する別名と考えるべきです。short formatでAPIが呼びだされた場合、セッション内の ddcid で short_form にその名前を含むものを探します。複数見つかった場合には最後に作成されたもの(created_at が最大のもの)を選びます。別のセッションに同じ short_form を持つ ddcid があっても参照しません。