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リスクマップの取得

ここでは EvWH で広く利用する「リスクマップ」について説明します。

  • リスク値

    相関ルール抽出で得られたルールを実データに適用すると、 ルールに基いてある時間・場所の何かの値が得られます。 EvWH では降水量から渋滞の発生しやすさを求めたり、 気温と湿度から大気汚染物質の飛散量を求めるルールを抽出するため、 得られた値を「リスク値」と呼んでいます。

  • リスクマップ

    「リスクマップのベクタデータを取得」API (mapserv.riskmap) およびアラート API では、時空間に分布するリスク値を 「リスクマップ」という形で表現します。

  • リスクマップの管理

    リスクマップの実体は、時間属性(開始日時と終了日時)と空間属性(ポリゴン)、 その時間と空間に観測された(または予測される)リスク値からなる レコードの集合です。

    EvWH では1つのリスクマップを riskmap スキーマの下に配置された 1つのテーブルで管理します。

リスクマップデータの共通仕様 / Common specification for the riskmap data

リスクマップを管理するテーブルには下記の4つのカラムを定義しなくてはなりません。

カラム名 データ型
start_datetime timestamp with time zone
end_datetime timestamp with time zone
geom geometry
risk integer
  • start_datetime, end_ datetimeとgeomの組み合わせでユニークになるようにします。 / Make it unique with the set of start_datetime, end_datetime and geom
  • start_datetime, end_datetime, risk の 組み合わせで btree 複合インデックスをつけるようにします。 / Create Btree multicolumn index on start_datetime, end_datetime, risk

作成されたテーブルを Web API で利用するには、テーマ名によって参照する 必要があります。リスクマップテーブルとテーマ名の関連付けは管理者が行います。

APIキー

当APIの利用にはAPIキーと秘密鍵が必要です。システムの管理者に申請して取得してください。

HTTPリクエスト送信時のHTTPヘッダ部に、それぞれ下記のヘッダ名で送信する必要があります。

  • APIキー:APIKey
  • 秘密鍵:Secret

API一覧

  • mapserv.riskmap リスクマップ配信

    指定した時空間範囲の指定したリスクの空間分布を表すリスクマップを、 等高線ポリゴンで表現したベクタデータとリスク値の組として取得します。